株式会社環境研究センター

環境調査

アスベスト分析

  アスベストによる健康被害が大きな社会問題になっております。
  当社では、大気環境中のアスベスト濃度の測定をはじめ、吹き付け材、建材中のアスベスト分析・サンプリングなどをうけたまわっております。

吹き付け材及び建材中のアスベスト分析

  平成20年6月20日付けで、JIS A 1481が改正されました。
    ※ 主な改正点

  • トレモライト等(トレモライト、アクチノライト及びアンソフィライト)を対象に加えた。
  • 吹き付けバーミキュライトを含めた。
  • 定量分析は、基底標準吸収補正法に限定された。
  • 定量分析において、アスベスト含有率5%超の場合も基底標準吸収補正法で適用可となった。
  • 定量分析において、ギ酸処理で減量しない試料の分析方法が定められた。

 ※ トレモライト等3種類のうちトレモライトとアクチノライトは、同様な構造で両者を識別することが困難であり、JIS A 1481(2008)でも識別していません。弊社では現在、トレモライトとアクチノライトの合量として報告させていただいております。

※これまでのアスベスト分析に関する通達について

  平成20年2月6日に、厚生労働省より通知(基安化発第0206003号及び基安化発第0206004号)がだされ、分析の対象にアクチノライト、アンソフィライト及びトレモライト(以下トレモライト等という。)が明示的に加えられました。
  基発第188号及び基安化発第0622001号はクリソタイル、アモサイト及びクロシドライト(以下「クリソタイル等」という)を対象としていました。 よって、基発第0821002号の2及び基安化発第0821001号の1(平成18年8月21日)により、石綿が0.1%を超えて含有していないと判断されたものについては、トレモライト等を対象としてJIS法による分析調査を行う必要があります。また、JIS法による分析でも、クリソタイル等のみを対象としていた場合はトレモライト等を対象としてJIS法により分析を行う必要があります。


  平成18年9月1日から、規制の対象と判断される石綿の含有率が1%から0.1%に改められました。
  これにあわせて従来法(基発第188号(平成8年3月29日))及び新法(基安化発第0622001号(平成17年6月22日))とよばれていた方法が廃止されました。
  今後は基発第0821002号及び基安化発第0821001号(平成18年8月21日)に基づき、JIS A 1481「建材製品中のアスベスト含有率測定法」によって石綿含有率の分析を行うこととなります。

  また、基発第0821002号及び基安化発第0821001号により、分散染色法による定性分析(基発第188号 別紙3-3、基安化発第0622001号 2の(3)の1のイ等)を行い石綿(クリソタイル等)が確認されなかった場合、石綿(クリソタイル等)が0.1%を超えて含有していないものとして取り扱うことができるようになりました。これにより過去に行った石綿の分析において、分散染色法による定性分析で石綿繊維が確認されなかったものについてはクリソタイル等については再度分析する必要はないこととなっています。

天然鉱物中のアスベスト分析

  平成18年8月28日に天然鉱物中の石綿含有率の分析方法についての通知(基安化発第0828001号及び基安化発第0828002号)が出され、石綿を不純物として含有するおそれのある天然鉱物およびそれを原料としてできた製品については、JIS A 1481ではなく通知別添の分析方法によって石綿含有率の分析を行うこととなります。ただし、ひる石(バーミキュライト)吹付け材中のアスベスト分析についてはJIS A 1481(2008)に含まれたため、本通知ではなくJIS A 1481で実施することになります。

リガク、マルチフレックス
X線回折装置(XRD)
アモサイト写真、分散染色法、浸液屈折率1.68
石綿(アモサイト写真)

アスベスト粉塵の分析

  アスベストが含まれる建物の解体時やリフォームを行うときは、空気中の繊維数濃度の測定が必要です。また、アスベストが含まれる建材・吹き付け材が使われている建物内のアスベスト空気中濃度の測定が求められています。

  空気環境のアスベストの採取では、専用のフィルターホルダーやポンプ等が必要となるため、現地での試料採取から分析までを一括して弊社でうけたまわっております。

  またプラズマリアクターを用いて低温灰化した後、分散染色を行い、観察された繊維がアスベストかどうかを判定しながら計数すること(位相差・分散顕微鏡法)も可能です。

室内空気◇JIS K 3850-1 2006
◇「室内環境等における石綿粉じん濃度測定」(日本石綿協会 昭和63年)
敷地境界◇環境庁告示第93号(環境庁 平成元年12 月27日)
一般環境大気◇アスベストモニタリングマニュアル(環境省 平成19年5月)
作業環境◇作業環境測定ガイドブックNo.1
解体等工事◇建築物の解体等工事における「石綿粉じんのばく露防止マニュアル」(建設業労働災害防止協会)
◇「建築改修工事管理指針」(国土交通省)
位相差・分散顕微鏡法◇JIS K 3850-1 2006
◇繊維状物質測定マニュアル、浮遊繊維状粒子の測定(日本作業環境測定協会 平成16年7月28日)
アスベスト粉塵、サンプリング
サンプリング風景
透明化処理
フィルターの透明化処理

  サンプリングについては、日程調整が必要となりますので、事前に予約を受け付けております。お早めにお願い致します。

お問い合わせの際は下記の項目についてお教えください。

  1. 分析対象について
    • 建材中のアスベスト
      • 定性分析
      • 定性・定量分析
      • 吹き付けバーミキュライト中の石綿分析
    • アスベスト粉塵(空気中のアスベスト)
      • 通常の位相差顕微鏡による分析(PCM法)
      • 位相差・分散顕微鏡法(低温灰化-分散染色法)による分析
        • 対象石綿は何か
  2. サンプリングについて
  3. その他(場所、納期など)
分析依頼書(pdf)はこちら Get Adobe Reader
アスベスト分析料金表(pdf)NEW! 2008年7月3日改定


お問い合わせ先

株式会社 環境研究センター
環境事業部
所在地:〒305-0857 茨城県つくば市羽成3-1
電話:029-839-5511
FAX:029-839-5527
メールによるお問い合わせ
URL:http://www.erc-net.com/