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室内空気汚染物質(シックハウス症候群原因物質)の測定のご案内

  厚生労働省の「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」で策定された方法での測定・分析。
  環境計量証明事業所による安心の品質。


パッシブ法・アクティブ法のどちらの室内空気環境測定にも
対応いたします。


  学校や公共施設の改修工事後における、室内空気環境測定や化学物質の濃度測定のほか、建築基準・認証保育所における室内化学物質対策実施基準に基づく検査にも対応しておりますので、ぜひお問い合わせ下さい。

  

 室内空気汚染物質測定のアクティブ法については個人のお客様からのご依頼はお受けしておりません。 居住自治体または保健所等にご相談ください。                                            


⇒ お問い合わせ、お申込みはこちら
FAXまたはメールでのお申込みが出来ます
 


検査依頼書検査依頼書

 0. シックハウス原因物質測定・分析メニュー
測定方法 検査対象 検体数 検査料金 納期
パッシブ法
(代替法)
アルデヒド類+VOCセット 1〜2検体 18,000円(税別)/検体 3~5営業日
3検体以上 15,000円(税別)/検体
アクティブ法
(標準測定法)
1〜2検体 18,000円(税別)/検体
3検体以上

15,000円(税別)/検体

  • 検体が多い場合のご依頼の納期は、状況により変動する場合がありますので、事前にお問合せ下さい、
  • アクティブ法の場合、別途サンプリング費用が発生致します。
  • 検体到着後3〜5営業日で速報をFAXにてお送りします。
 1. シックハウス原因物質測定・分析メニュー
測定方法 検査物質 検査料金 納期
おススメ
パッシブ法
(代替法)
アルデヒド類 8,000円(税別)/検体 3〜5営業日
VOC 12,000円(税別)/検体 3〜5営業日
アルデヒド類+VOC 分析セット

18,000円(税別)/検体

3〜5営業日
アクティブ法
(標準測定法)
アルデヒド類 アクティブ法は、計量証明事業所である当社のスタッフがサンプリングにお伺いします。サンプリング料金が別途発生しますので、検査料金等につきましては、お問い合わせ下さい。
VOC
アルデヒド類+VOC 分析セット
  • アルデヒド類はホルムアルデヒド、アセトアルデヒドの2種
  • VOCはトルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼンの5種
  • サンプリングキット、検査及び報告書(2部)を含む価格です。
  • サンプリング時の温度・湿度の計測はお客様にてお願いいたします。 試料の採取方法
  • 検体数によって、お値引きします。お問い合わせ下さい。

⇒ お問い合わせ、お申込みはこちら 

    厚生労働省 「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」


new 室内空気環境測定の自主定期検査のご案内。
→ 幼稚園・保育園等大切なお子さんを預かる方必見!
  夏は、室内の気温上昇に伴い接着剤や芳香剤に含まれるアルデヒド類やVOC成分が気化しやすい季節です。
  新築・改修工事を行った場合には、室内空気環境測定を実施しますが、その他は原則測定の義務がないため、現状の室内空気環境が悪化している可能性も否定できません。
  そこで年に1回程度、定期的に室内空気環境を測定することをおすすめしています。
  測定方法は厚生労働省の標準測定法に従い、安心の計量証明事業所による分析です。
  もちろん個人のご依頼も大歓迎です。

  • 現状の室内空気環境は指針値より低いのか?
  • 保護者第3者から室内空気環境について質問があって困っている方。
  • 新しく収納等の家具を設置した、新たにおもちゃを購入したが、室内のアルデヒドやVOCに問題はないか?

  など、安心、安全を得るために定期検査をおすすめします。

 2. 学校環境衛生の基準に基づく定期検査 (自主定期検査)
採取方法 検査項目 検査料金 納期 分析方法
パッシブ法
(代替法)
ホルムアルデヒド
トルエン
キシレン
パラジクロロベンゼン
エチルベンゼン
スチレン

\18,000(税別) /検体
*3検体以上で\15,000(税別)/検体

3〜5営業日 厚生労働省の公定法
アクティブ法
(標準測定法)
同上 上記検査料金

採取費用 \15,000〜
(地域によって異なります。)
同上 同上
    文部科学省 「学校環境衛生基準」

 3. 各種保育所(認証保育所・事業所内保育施設・認可保育所・認定こども園)における室内化学物質対策実施基準に基づく検査
      → 東京都内でのアクティブ法(標準測定法)の測定についても低価格にて承ります!
採取方法 検査項目 検査料金 納期 分析方法
パッシブ法
(代替法)
ホルムアルデヒド
アセトアルデヒド
トルエン
キシレン
エチルベンゼン
スチレン

\18,000(税別)/検体
*3検体以上で\15,000(税別)/検体

3〜5営業日 厚生労働省の公定法
アクティブ法
(標準測定法)
同上 上記検査料金

採取費用 \15,000〜
(地域によって異なります。)
同上 同上
・測定箇所数
   (認証保育所:施設規模100m2以下は乳児室1箇所、100m2以上は乳児室・保育室の最低2箇所)。
   (認可保育所:全部屋を測定。部屋の大きさが100m2以下は部屋内1箇所、100m2以上は部屋内で最低2箇所)。
・測定高さ(乳児対象は床上30cm、3歳児対象は床上60cm)。
    東京都福祉保険局 「認証保育所における室内化学物質対策実施基準」(PDF)
    東京都福祉保健局 「事業所内保育施設における室内化学物質対策実施基準」(Excel)
    東京都福祉保険局 「認可保育所における室内化学物質対策実施基準」(PDF)
    東京都福祉保険局 「認定こども園における室内化学物質対策実施基準」(PDF)
*各自治体によって検査項目や測定箇所数が異なることがありますので、ご注意下さい。

new保育所周辺の放射線量の測定します。お気軽にお問い合わせ下さい。

 4. 厚生労働省指定13項目検査
採取方法 検査項目 検査料金 納期 分析方法
アクティブ法
(標準測定法)

ホルムアルデヒド
アセトアルデヒド
トルエン
キシレン
エチルベンゼン
スチレン
パラジクロロベンゼン
テトラデカン
クロルピリホス
フェノブカルブ
ダイアジノン
フタル酸ジ-n-ブチル
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル

お問い合わせください。 お問い合わせください。 厚生労働省の公定法
 ※ 追加項目
区分 検査物質 検査料金/納期
VOC類 テトラデカン お問い合わせ下さい。
農薬類 クロルピリホス、ダイアジノン、フェノブカルブ
フタル酸類 フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
TVOC 総揮発性有機化合物
簡単! 検査依頼書に必要事項を記入してFAXしてください。
当社からパッシブサンプリングキットを送付します。 お客様は、同封の説明書に従ってサンプリングを実施してください。サンプリングが終了したら宅配便(冷蔵)で採取した試料を当社に送付してください。
安心! 厚生労働省の「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」で策定された方法で測定・分析。 環境計量証明事業所による安心の品質。
迅速! 試料が当社に到着後、3〜5営業日で結果をご連絡差し上げます。
低価格! 分析料金も\8,000/検体からと低価格。
検体数により、さらにお値引きが可能になります。お問い合わせください。

但し、依頼分析検体数が多い場合報告納期が3〜5営業日以上になることがあります。お問い合わせ下さい。

⇒ お問い合わせ、お申込みはこちら 

■シックハウス・シックスクール原因物質の測定・分析
   化学物質による室内空気汚染等が原因となり、居住者に体調不良が生じる『シックハウス症候群』や『化学物質過敏症』などが大きな社会問題となり、厚生労働省の「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」で室内濃度指針値と測定方法が策定されました。また国土交通省の「住宅性能表示の特定測定項目」として、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンの5物質が指定され、また、シックスクール症候群の対策として学校、幼稚園などの教育施設では、ホルムアルデヒドとVOCの室内濃度については、定期的な測定と新築・増改築時の臨時測定が義務付けられています。
■測定方法
 厚生労働省の「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」や「住宅性能表示制度」とも空気中の化学物質の捕集方法として。「アクティブ法」と「パッシブ法」が定められています。「アクティブ法」、「パッシブ法」で採取した化学物質の分析は、アルデヒド類は、DNPHカラム吸着−液体クロマトグラフ(HPLC)法で、トルエンやキシレンなどのVOC類については、固相吸着-溶媒抽出−ガスクロマト質量分析計(GC/MS)法で化学物質濃度の分析を行います。 
  アクティブ法は、定量の吸引ポンプを用いて強制的に空気を吸引して、空気中の化学物質を捕集剤(サンプラー)に捕集する方法です。定量ポンプを用いることで、高い精度、短時間での化学物質の捕集が可能です。アクティブ法はとても高い信頼性を持った化学物質の採取方法です。実際の測定では、当社から測定の資格を持つ技術者がお伺いして採取します。
  パッシブ法は、吸引ポンプなどは用いずに、部屋の中に捕集剤(サンプラー)を吊るして自然に化学物質を吸着させます。化学物質には濃度の高いところから低いところへ分子拡散する性質(拡散原理)があります。パッシブ法はこの拡散原理を用いています。
  このため、アクティブ法のように短時間ではなく、通常24時間(8時間以上)かけて捕集が行われます。
  パッシブ法は住宅性能表示制度(日本住宅性能表示基準のポイント(6.空気環境に関すること))の中で、専門的・中立的な第3者機関により検証されていることが条件として、アクティブ法の代替法として定められており、アクティブ法との相関性が認められた信頼性のある化学物質の採取方法です。パッシブ法では、お客様が設置、採取することが可能ですので、安価にシックハウス症候群原因物質の測定・検査を行うことができます。
パッシブ法で使用するサンプラーと分析装置
サンプリングキットと説明書 GCMS

関連リンク
 シックハウス大辞典! シックハウスの基礎知識から関連法規、各種測定方法等が詳しく紹介されています。
 東京都福祉保険局 「認証保育所における室内化学物質対策実施基準」(PDF)
 東京都福祉保健局 「事業所内保育施設における室内化学物質対策実施基準」(Excel)
 文部科学省 「学校環境衛生基準」
 厚生労働省 「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」
 国土交通省 「日本住宅性能表示基準のポイント(6.空気環境に関すること)」(PDF)

参考資料

 厚生労働省「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」による指針値
化合物名称 室内濃度指針値 主な発生源
ホルムアルデヒド 0.08ppm 合板、壁紙用接着剤、家具
トルエン 0.07ppm 塗料、施工用接着剤
キシレン 0.05ppm 塗料、施工用接着剤
パラジクロロベンゼン 0.04ppm トイレ芳香剤、衣類防虫剤
エチルベンゼン 0.88ppm 接着剤、塗料
スチレン 0.05ppm 断熱材、浴室ユニット
クロルピリホス 0.07ppb 小児は0.007ppb シロアリ駆除剤
フタル酸ジ-n-ブチル 0.02ppm 塗料、接着剤等の可塑剤
テトラデカン 0.04ppm 灯油、塗料等の溶剤
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 7.6ppb 床材、壁紙等の可塑剤
ダイアジノン 0.02ppb 殺虫剤
アセトアルデヒド 0.03ppm 接着剤、防腐剤
フェノブカルブ 3.8ppb シロアリ駆除剤、害虫駆除剤
総揮発性有機化合物(TVOC) 暫定目標値400μg/m3  

◇お申し込みからご報告まで◇

1.お申し込み

FAXの場合は、
検査依頼書(pdf)をご利用下さい。

メールでも受け付けております。
検査依頼フォームに必要事項を記入し御送信ください。

2.検査ご予約

検査依頼書を FAX(029-839-5527) して下さい。

3.採取セットの送付

弊社よりお客様の住所又は、ご指定の住所にサンプリングキットと説明書を宅配便(冷蔵)でお送りします。

4.試料採取

添付の説明書に従い、サンプリングをお願いします。

5.試料送付

サンプリングキットを下記まで宅配便(冷蔵)でご返送下さい。

 〒305-0857 茨城県つくば市羽成3−1
 (株)環境研究センター
 TEL 029-839-5511

6.検査方法

ホルムアルデヒド: DNPHカラム吸着−HPLC法
VOC類:固相吸着−溶媒抽出−GC/MS法

7.検査結果のご報告

試料到着後 3〜5営業日で、速報をFAXにてお送りいたします。 その後、郵送にて「検査結果報告書」、請求書をお送りいたします。

※  ご不明な点は、
TEL:029-839-5511
坂井(さかい)、木幡(こわた)、江尻(えじり)までお問い合わせ下さい。

※  お見積もりが必要な方は
見積もり依頼書(pdf)に必要事項を記入しFAXしてください。
室内空気環境測定のパンフレット(pdf)はこちら

サンプリングキットと説明書
※ 試料採取の詳細(pdf)はこちら

HPLC GCMS

お問い合わせ先

株式会社 環境研究センター
計測事業部 環境計測グループ
所在地:〒305-0857 茨城県つくば市羽成3-1
電話:029-839-5511(担当 坂井(さかい)、木幡(こわた))
FAX:029-839-5527
メールによるお問い合わせ
URL:http://www.erc-net.com/